京街道(東海道57次)を歩く
京街道(東海道57次)を歩く




    2017年(平成29年)6月11日に京都三条大橋から東京日本橋までの東海道53次の旅を終え、そして 2018年10月8日に西宮から下関までの旧山陽道を、そして、西宮から大阪高麗橋までの中国街道を同年11月4日に終えた。 となると、関西の大都市を結ぶ大阪ー京都間が抜け落ちているということになる。
    中国街道のゴール地点の高麗橋は、東京日本橋と同様に街道の分岐点であり、ここから西へは旧山陽道につながる 中国街道、南へは熊野古道につながる紀州街道、北へは亀岡街道、そして北東方面には京街道が出ており、中国街道に引き続いて京街道を 歩くことにした。
    徳川幕府は秀吉が淀川左岸に築造した文禄堤を利用して東海道を大阪まで延長し、伏見、淀、枚方、守口宿の4宿 を新設した。街道の延長は大阪を西国支配の根拠地とするためで、京阪間の交通を便利にする必要があった。5代将軍綱吉の時代にはすでに 「江戸大坂間137里4町1間をもって東海道」という調査結果もあり。道中奉行所御勘定方の谷金十郎も「東海道の宿は品川宿より守口宿」 と記している。
    京街道は京阪電鉄と並走しており、アクセスも便利で手軽な歴史街道としてお薦めできる。






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